もしも、俺がの様な状況になっていたら、



俺はおかしくなるかもしれない。



だから、いつも思うんだ。はすげぇなって。



だが、俺を写さないのは、少し寂しいけどな。






















色のない世界





















「おい・・・

「なぁに?」

「これ・・・何か分かるか?」


そう言って俺はに物を触らせる。


「えっとね・・・・ボールペンかな」

「あぁ、そうだ」







は、生まれながら目が見えなくて。
俺の幼馴染でもある。


俺がずっとずっと傍で見てきた。

俺が守ってきたんだ。










「ねぇ、景吾」

「アン?」

「私ね、景吾の顔見たことないけど・・・










私の中では、一番かっこいいの」


当たり前だろ。
そう思って俺は、喉で笑う。


「景吾のククッて笑うとき・・・やっぱり、景吾は私の事バカにしてる?」

「してねぇよ。俺はの事が・・・」











好きなんだ。
なんて言えねぇよな。







「私の事が?」



「なんでもねぇよ」








これは、まだ言えねぇ。
ずっとずっと傍で見てきたんだ。俺はこの関係を崩すわけにもいかねぇ。




だから、これは教えてやらねぇんだ。

俺が18歳になるまでは。















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短っ!!!!渋澤さん!短いですよ!(は
すみませんorzでも、100のお題ってこんなもんだぉ!(は
主人公は、目が見えない設定です。え?色のない世界って他にも色々ワードはあったんですよ。
夢の世界で景吾と〜ってのとか色々あって迷ったんですが。
もう、しょうがないかなって思って。
すみません。(土下座)

2006.01.09