最後の一枚は一緒に撮ろう
最後の一枚
「ちょ〜たろ〜」
「何ですか?」
「もしさ、私が引っ越すってなったらどうする?」
「ありきたりな質問ですね・・・引っ越す予定でも?」
時々俺はの事が分かんない。
別に謎めいた人とかそういうんじゃなくって。
ただ・・・・本当か嘘かが見分けがつかないってこと。
嘘ツキっていうくらい嘘つかないし、むしろ素直な方だ。
俺はそういう謎まいた人が好みになるとは実際思わなかった。
ぶっちゃけ俺のタイプは「浮気しない子」であって。
は俺の事好きって・・・・自惚れしていいのかな・・・?
ともかく忍足先輩とかが言い寄ってきてもちゃんと俺に抱きついては
「ちょ〜たろ〜のお嫁になうんだからやだぁ〜!!不潔!!」
とかなんとか言っちゃう(あぁ!ごめんなさい!お母さんお父さん!俺。。。俺!!すっごく幸せです!!)
「ちょ〜たろ〜?」
「・・・」
ぼ〜と色々妄想していたらいきなりデコピンをしてきた
「いたっ!」
「ちょ〜たろ〜が構ってくれないからだぞ!!」
「すみません・・・・」
「でさ、どうする?」
「何がですか?」
「さっきの質問」
「そっ・・・そんなの困ります!!俺がいないと困る!!」
「どうして?」
どうして?って聞かれても・・・俺は・・・・が好きだから・・・何て口が裂けてもそんな恥ずかしい事言えないし・・・
忍足先輩とか跡部先輩みたいにあんな図太い神経になりたくないし・・・
何て答えたら・・・・
「また黙った」
「え?」
「長太郎迷ったり考えたりすると黙るんだもん」
「・・・?」
「・・・・長太郎は・・・私と居るの嫌なの?」
「そんな事ないです!!俺・・・好きすぎて・・・・何したらいいのか・・・」
「そうなんだ。もし、私がいなくなったら泣く?」
「泣く以上です。暴れます」
「・・・子供?」
ちょっぴり呆れたような顔で聞き返してきた。
確かに俺はの前では子供かもしれない。
スーパーとかでお菓子を駄々こねて買ってもらう以上に恥ずかしいかもしれない・・・
「あっ。そうだ。ね。長太郎。これ最後なの」
さっ・・・最後!?
俺の前からの姿が消えるなんて嫌ですよ!?
「これ使い捨てカメラだから早く最後の一枚撮ろー!!」
「・・・え?」
「え?じゃないでしょ!長太郎!こっち来て!!」
「え・・・ハイ」
俺は○○の隣に座ると片手でカメラを持ち俺の顔の隣に顔を寄せてきた
そっ・・・そんなに近くに顔があると・・・・なっ・・・何か・・・・
「長太郎。こっち向いて」
耳元で囁かれる声はどこか色っぽくて・・・俺は凄くドキドキしてた。
きっと・・・顔も真っ赤だったと思う。
俺が振り向いた瞬間・・・・
パシャッ
俺との唇が離れた
「へヘッ。長太郎とのキス写真ゲットォ〜」
「なっ・・・なっ・・・」
俺が口をパクパクしてると不思議そうな顔で俺を見てきた
「・・・嫌だった?」
「いや・・・ビックリした・・・」
「あ〜早く現像したいな〜」
「え・・・」
はっ恥ずかしすぎる!!
写真屋の人だって見たらビックリしちゃうって!!
「駄目ですよ!!」
「何で?」
「恥ずかしいじゃないですか!!」
「長太郎可愛い〜」
「そっ・・・そうじゃなくって!!」
後日俺は忍足先輩にからかわれました。(もう好きにしてくれ・・・)
fin
反省会
長太郎ファンの方すみません・・・・
本当・・・無理やりな話で。。。
途中から意味分かんなくなってなげやりな作品だったんでちょっと加工して復活です。
本当・・・さらに意味が・・・(泣)
次こそ頑張ります(とか言っておきながら出来ないのが現実。。。)