ねぇ、侑士。





サヨナラって意味、知ってる?





バイバイと違って、もう会えないの。





だから、侑士。私は侑士にサヨナラを言うの。

















サヨナラ。















「ねぇ、侑士。話があるの。」

「話?・・・ここでできんのか?」

「うん。」

「そか・・・・・ほな、屋上行こか」



そう言って、席を立つ侑士。
中学一年から、ずっと仲良しになって、私から告白してOKもらって。
だけど、もうダメなの。侑士。私は、もう侑士と一緒にいちゃダメなんだよね。



「んで・・・・どないしたん?」

「あのね、侑士」

「ん?」



私の事を気にかけているのか、すっごく心配そうな顔してる。




「サヨナラって意味・・・・知ってる?」

「ん・・・・・・?」

「サヨナラって意味はね、”また今度”って意味じゃないの。ずっとずっと会えないって意味なの」

「そか・・・」

「バイバイって意味は、”また会えるといいね”って意味」

「それがどないしたん・・・・・・・?」

「ねぇ、侑士」


























「もう、私疲れちゃったよ」























「・・・・・・・・・・?」



侑士は首を傾げて私を見る。
やっぱ、通じないっか。








「だから、私・・・・もう死んじゃうかも」


「・・・・・は?」


「うさぎさんは、寂しくなると死んじゃうでしょ?」


「まぁ・・・聞いた事はあるな」


「私ね、寂しくて寂しくて死んじゃうかも」


「それは・・・俺が構ってないと?」


「うん」


「じゃぁ・・・・これからもっと構えば、は死なないんやな?」


「それは、どうだろう」


「今度はなんや・・・・・・」


「・・・侑士に迷惑かけたくないからさ。あたし、侑士にサヨナラしに屋上に呼んだの」


「え・・・・・・・・・・・・・・・?」


「自分勝手なのは、分ってる。でも、侑士・・・・・































涙が枯れるくらい、私は侑士の為に泣いたよ?もう、ダメ。侑士・・・・・・・・



























サヨナラ」












ほら、屋上のフェンスを飛び越えて。

身を投げ出せば・・・・




















End

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すいません。バカです。
本当に渋澤さんは末期です(ぁ
え?何これ?失恋?
そんなの、渋澤に言われても分んないよ!(爆)
でも、サヨナラってバイバイより悲しいよね。一生会えない様な気がする。
ってゆーか、短!!みたいな。すみません。小説が書けない体質に。
あ、どっちかってゆーと、妄想なら大丈夫(ぁ
書きたいのは山々なのに、妄想の回転が速すぎて中々進まず。うぅっ

2005.01.06